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2008年 09月 11日
怖い足音
ちょいと時期ハズレになったけど

ちょいとヤル気になったんで昔昔わたしがちっこい頃経験した
本当に怖い話をご紹介しますね。


ダレに話しても「まじ怖ぇ」といわれる…


夏休みは毎年、お母ちゃんの故郷西古見へいつもいってました。

私は従姉妹たちが沢山いまして、それに叔父叔母加えるといつも10人以上の大所帯。
流石に寝る布団も場所もないので、

すぐ近くにある叔父の別荘に分かれて寝泊りしてたんです。
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まだ小さい妹弟達がいたためそれは必然的に従姉妹の中で年輩からいくことになり
叔父と従姉妹、その二番目の私の3人がその夜は泊まりにいったんですね。


別荘といってもじい様の家から声をかければ聞こえるくらい近くて離れ、といった感じでした。
いつも泊まりにいってたんで慣れてたんですが…

怖い足音_f0139432_20293581.jpg
何故かその夜は寝つきが酷く悪い。
何時間経ったかわからないけど、ようやく寝れたとき夢をみた。

私はじい様の家にいて、談笑しているお母ちゃんや叔母達が見えた。子供のことやダンナのこと、色々話しこんで時間が経つのも忘れてる風だった。

暫くふわふわしてると

怖い足音_f0139432_20304324.jpg突然
ドタドタドタドタダダダッ!!

離れていた別荘の廊下端のトイレから何かが走ってくる音がする。足音はトイレの戸板から垂直に駆け下り、小さい子が走ってきたのがはっきりわかった。


怖い足音_f0139432_2031795.jpgその瞬間、もの凄い力で別荘の寝床へ引っ張られ、目の端におかっぱで着物の女の子がそっと手を静かに合わせる様子が見えた。

女の子の両手がくっついた時、ふわっと私は自分の体に吸い込まれるように戻る。

そして戻ったと同時にその足音も私の枕まで来ていた。


怖い足音_f0139432_20313344.jpg

かなり怒っって悔しがっているらしく私の耳元で小さいかかとが地団駄踏んでいた。

ドンッドンッドンッドンッ!!

私は恐怖のせいか、金縛りにあっていたのか体は動かせず、脂汗一杯で早く立ち去ってくれるよう祈った。


  そして



     寝た。
           いや、おきてても怖いから寝るしかねーし。(違う?)




その後、じい様の家に戻り皆に昨夜のことを話したら
お母ちゃんたちは確かに夕べは皆輪になって話し込んで2時ごろになっていた、という。


暑い田舎の夏に一陣の冷風と沈黙が吹いた朝。。。。

  ・・・━━( ̄- ̄)━━(-_-)━━(_ _)━━━・・・


この話を聞いたちびっこ共はその後、勿論 誰も別荘お泊まりに替わってくれず、
また夕べと同じメンバーでいくハメになり、ほんとに無慈悲なのは、こいつらだ、と思った。

だから意地になって泊まりにいけたのもあったかもね。

もうそれからはなにごともなく大丈夫だったけど。
たぶん、私が幽体離脱したんでそのへんでたまたま遊んでたオバケちゃんが「お♪抜け殻みーっけ♪」って走ってきたんだろうと。

そして、あのおかっぱの女の子は守護霊さんだったのかな。
守護霊さんに「なにふわふわしてんだ!やべぇぞ」って首根っこつかまれて戻されたんであろう。

怖かったらワンクリック♪下さい。。。入ってるランキングはインテリアですけど(汗)

いつもだったら迷惑な程、爆イビキかく叔父も寝つきが悪かったといってました。
確かに不気味な程イビキが聞こえなくて静かな夜だったなー。

by yu-kirico | 2008-09-11 20:47 | 暮らし


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